平安京右京三条二坊十六町(読み)へいあんきよううきようさんじようにぼうじゆうろくちよう

日本歴史地名大系 の解説

平安京右京三条二坊十六町
へいあんきよううきようさんじようにぼうじゆうろくちよう

[現在地名]中京区西ノ京東中合町

平成一一年(一九九九)から一二年にかけて京都市立西京さいきよう商業高等学校(当時)の校庭内で実施した発掘調査で、平安時代前期から中期邸宅跡を発見した。検出した遺構は、掘立柱建物一七棟、池二カ所、泉二カ所、井戸二カ所である。池は敷地北西に位置し、その北側には泉が設えられていた。池の北西岸では汀に建てられた掘立柱建物を一棟確認した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android