平実雄(読み)たいらの さねお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平実雄」の解説

平実雄 たいらの-さねお

?-? 平安時代前期の官吏。
平高棟(たかむね)の子。桓武(かんむ)天皇曾孫仁寿(にんじゅ)3年(853)従五位下となる。治部少輔(じぶのしょう),信濃守(しなののかみ),弾正少弼(だんじょうのしょうひつ)を歴任,従五位上にすすむ。貞観(じょうがん)7年(865)式部省郡司(ぐんじ)選考結果の奏上(郡司読奏)において式部少輔として名簿をよみあげた。名は実範とも。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android