平岡昇(読み)ひらおか のぼる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平岡昇」の解説

平岡昇 ひらおか-のぼる

1904-1985 昭和時代フランス文学者。
明治37年9月19日生まれ。旧制浦和高教授などをへて,昭和24年東大教授。退官後は早大教授。ルソーを中心に18世紀のフランス文学と思想研究。「人間不平等起源論」「社会契約論」「エミール」などルソーのおおくの著作を翻訳した。昭和60年12月3日死去。81歳。福岡県出身。東京帝大卒。著作に「平等に憑(つ)かれた人々」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android