平岡昇(読み)ヒラオカ ノボル

20世紀日本人名事典 「平岡昇」の解説

平岡 昇
ヒラオカ ノボル

昭和期のフランス文学者 東京大学名誉教授。



生年
明治37(1904)年9月19日

没年
昭和60(1985)年12月3日

出生地
福岡県福岡市

学歴〔年〕
東京帝国大学フランス文学科〔昭和3年〕卒

経歴
旧制浦和高校教授、東大教養学部教授、早大教授を務めた。著書に「平等に憑かれた人々」「平岡プロポ」(全2巻)、訳書ルソー「人間不平等起原論」、「ファーブル昆虫記」(全3巻)、テーヌ「英文学史」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平岡昇」の解説

平岡昇 ひらおか-のぼる

1904-1985 昭和時代のフランス文学者。
明治37年9月19日生まれ。旧制浦和高教授などをへて,昭和24年東大教授。退官後は早大教授。ルソーを中心に18世紀のフランス文学と思想研究。「人間不平等起源論」「社会契約論」「エミール」などルソーのおおくの著作を翻訳した。昭和60年12月3日死去。81歳。福岡県出身。東京帝大卒。著作に「平等に憑(つ)かれた人々」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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