平平坦坦(読み)ヘイヘイタンタン

デジタル大辞泉 「平平坦坦」の意味・読み・例文・類語

へいへい‐たんたん【平平××坦】

[ト・タル][文][形動タリ]《「平坦」のそれぞれの字を重ねて意味を強めた語》きわめて平らなさま。また、何の変化もないさま。
日常生活に見るままの有様にて、而もその―たるが中に」〈荷風・ふらんす物語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「平平坦坦」の意味・読み・例文・類語

へいへい‐たんたん【平平坦坦】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 「へいたん(平坦)」を強めていう語。
    1. [初出の実例]「坦途はたいらかなみちなり平々坦々としたみちなり」(出典:玉塵抄(1563)一六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android