平林古墳群(読み)ひらばやしこふんぐん

日本歴史地名大系 「平林古墳群」の解説

平林古墳群
ひらばやしこふんぐん

[現在地名]松阪市伊勢寺町 平林

伊勢寺いせでら町の集落の西端より南西へ三〇〇メートル隔った、標高約六〇メートルの丘陵突端部にあり、二一基が確認できる。六基は墳丘を残さず、横穴式石室残骸をさらすだけであり、残る一五基はすべて円墳。直径一〇メートル以下のもの八基、大きなものでも直径一二メートルにすぎない。一一基の古墳に石室石材または石室の一部の露呈がみられ、横穴式石室を内部主体とした古墳群とわかる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む