日本歴史地名大系 「平柴平遺跡」の解説 平柴平遺跡ひらしばだいらいせき 長野県:長野市平柴村平柴平遺跡[現在地名]長野市安茂里 平柴旭(あさひ)山(七八五メートル)の南東に開けた台地に位置する。東の台地下には裾花(すそばな)川が流れている。昭和四六年(一九七一)調査が行われ、縄文時代後期から弥生時代・古墳時代にかかる集落跡の複合遺存が判明した。縄文後期では敷石遺構六、弥生時代の住居跡一八で、うち弥生中期の一八号住居跡は火災による廃絶とみられ、多量の炭化米が出土した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by