日本歴史地名大系 「平柴村」の解説
平柴村
ひらしばむら
平柴村
ひらしばむら
- 長野県:長野市
- 平柴村
平芝とも書き、至徳四年(一三八七)の市河頼房軍忠状(市河文書)に「右当国信州凶徒(中略)四月廿八日引率数多勢、於善光寺捧義兵、閏五月廿八日守護所平芝寄来間」とあるように、信濃守護所が置かれた所である。
村名の初見は正保四年(一六四七)の信濃国高付で「善光寺寺領高六拾九石七斗九升六合 皆畑平芝村」とある。慶長一六年(一六一一)八月二六日の松平忠輝の安堵状(善光寺文書)に「善光寺領朝日山、従先代、如来之御山ニ相定、渡来候処、此比中絶之由候」とあるように、「朝日山」(旭山)は善光寺如来の御山であったので、善光寺領
平柴村
ひらしばむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報