平瓮(読み)ヒラカ

デジタル大辞泉 「平瓮」の意味・読み・例文・類語

ひら‐か【平×瓮】

古代に用いられた平たい土製の容器
「天の八十―を作りて」〈・上〉

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精選版 日本国語大辞典 「平瓮」の意味・読み・例文・類語

ひら‐か【平瓮】

  1. 〘 名詞 〙 平らな土器。平たい皿様の器。また、皿。
    1. 平瓮〈神道名目類聚抄〉
      平瓮〈神道名目類聚抄〉
    2. [初出の実例]「櫛八玉神、鵜に化(な)りて、海の底に入り、底の波邇〈此の二字は音を以ゐる〉を咋(く)ひ出でて、天の八十毘良迦(やそビラカ)〈此の三字は音を以ゐる〉を作りて」(出典古事記(712)上)

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