デジタル大辞泉 「平礼烏帽子」の意味・読み・例文・類語 ひれ‐えぼし【▽平▽礼×烏▽帽子】 漆を薄く塗った、縁へりのない烏帽子。頂辺がひらひらとはためく。雑色ぞうしきなどが用いた。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「平礼烏帽子」の意味・読み・例文・類語 ひれ‐えぼし【平礼烏帽子】 〘 名詞 〙 烏帽子の縁(へり)を特に設けず、前額部をくぼませないでかぶるもの。頂辺の峰(みね)の部分がひらひらとはためくところからの名。後代は、召具(めしぐ)の雑色(ぞうしき)のかぶりものとして広く用いられている。平礼。[初出の実例]「平礼烏帽為レ風飛二来舞庭一、終日飄揚」(出典:皇帝紀抄(1232‐42頃)七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例