平門(読み)ヒラカド

デジタル大辞泉 「平門」の意味・読み・例文・類語

ひら‐かど【平門】

ひらもん(平門)」に同じ。

ひら‐もん【平門】

2本の柱の上に平たい屋根をのせた門。ひらかど。

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精選版 日本国語大辞典 「平門」の意味・読み・例文・類語

ひら‐かど【平門】

※高野本平家(13C前)三「棟門平門(ヒラカド)の内に、四五百人の所従眷属の」

ひら‐もん【平門】

〘名〙 柱を二本立て、屋根上を平らにした門。ひらかど。へいもん。〔家屋雑考(1842)〕

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普及版 字通 「平門」の読み・字形・画数・意味

【平門】へいもん

出入の門。

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世界大百科事典(旧版)内の平門の言及

【門】より

…平安時代の文献にはすでに見え,神社,住宅,町の木戸関所などに用いられている。平(へい)門という語は文献によく出ており,住宅の門のうち程度の低いものであったことは明らかであるが,具体的な形は明らかでない。あるいは屋根のないものをいったのであったろうか。…

※「平門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」