年寄る(読み)トシヨル

精選版 日本国語大辞典 「年寄る」の意味・読み・例文・類語

とし‐よ・る【年寄】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 老いる。よわいがつもる。
    1. [初出の実例]「卯花の身のしらがとも見ゆるかな賤が垣ねもとしよりにけり」(出典:散木奇歌集(1128頃)夏)
    2. 「あの人も若い内苦労したから、老(トシヨッ)て楽をする」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android