年年中(読み)ねんがらねんじゅう

精選版 日本国語大辞典 「年年中」の意味・読み・例文・類語

ねんがら‐ねんじゅう ‥ネンヂュウ【年年中】

母と子(1914)〈里見弴〉「けども弱うて年(ネン)がら年中(ネンヂウ)ヒイヒイ云ふてるやうな子やったら」

ねんが‐ねんじゅう ‥ネンヂュウ【年年中】

〘副〙 つねに。いつも。しょっちゅう。始終。年がら年中。
歌舞伎与話情浮名横櫛(切られ与三)(1853)四幕「マア、お前さんなんぞは、年が年中、お蚕ぐるみで居なさる御身分だ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android