年暮る(読み)トシクル

デジタル大辞泉 「年暮る」の意味・読み・例文・類語

としくる【年暮る】

日本画家、東山魁夷が昭和43年(1968)に発表した連作京洛四季けいらくしき」の作品ひとつ東山の冬の町並みを描いたものとされる。山種美術館蔵。

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精選版 日本国語大辞典 「年暮る」の意味・読み・例文・類語

とし【年】 暮(く)

  1. 年の終わりに近づく。年末になる。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「いちじるきしるしなりけりあら玉の年のくるるは雪にざりける」(出典:歌仙本貫之集(945頃)四)
    2. 「年暮ぬ笠きて草鞋はきながら」(出典:俳諧・野ざらし紀行(1685‐86頃))

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