年矢(読み)ねんし

精選版 日本国語大辞典 「年矢」の意味・読み・例文・類語

ねん‐し【年矢】

〘名〙 年月が早く過ぎてゆくことを矢のとぶのにたとえた語。光陰としのや。
万葉(8C後)五・八六四・右詞文「至旅辺城古旧而傷志 年矢不停 憶平生而落上レ涙」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「年矢」の読み・字形・画数・意味

【年矢】ねんし

光陰。

字通「年」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android