年矢(読み)ねんし

精選版 日本国語大辞典 「年矢」の意味・読み・例文・類語

ねん‐し【年矢】

  1. 〘 名詞 〙 年月が早く過ぎてゆくことを矢のとぶのにたとえた語。光陰としのや。
    1. [初出の実例]「至旅辺城古旧而傷志 年矢不停 憶平生而落上レ涙」(出典万葉集(8C後)五・八六四・右詞文)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「年矢」の読み・字形・画数・意味

【年矢】ねんし

光陰。

字通「年」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android