幽谷より出でて喬木に遷る(読み)ゆうこくよりいでてきょうぼくにうつる

故事成語を知る辞典 の解説

幽谷より出でて喬木に遷る

学問や人格が向上することのたとえ。また、出世することのたとえ。

[使用例] 西山塾を去って、私立育英学舎に移った僕は、兎とも角かくも幽谷を出でて喬木に移ったのであろう[徳冨蘆花*思出の記|1900~01]

[由来] 「詩経―小雅・伐木」の詩の一節から。仲間を求めて「幽谷より出でて喬木に遷る(薄暗い谷から出て、高い木の上に移ってくる)」鳥の姿を、仲間を求めて社会に出て、高い地位へと昇っていく人間の姿にたとえてうたっています。

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