幾らかくら(読み)いくらかくら

精選版 日本国語大辞典 「幾らかくら」の意味・読み・例文・類語

いくら【幾ら】 かくら

  1. ( 「いくら」に対して、類似の音を持つ「かくら」を続けて、対比的にくりかえしのようにしたもの。「か」に指示代名詞意味をこめている ) いくらぐらい。どれほど。ものの値について、あれこれといい立てる意に用いる。近世末頃の俗語
    1. [初出の実例]「『お礼の所はシテいかほど進ぜれば宜しう厶(ござ)るな』『何さ、いくらかくらと云ふでもなし』」(出典:合巻・蝶双春花壇(1834)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む