精選版 日本国語大辞典 「庁の下文」の意味・読み・例文・類語 ちょう【庁】 の 下文(くだしぶみ) ① 検非違使庁(けびいしちょう)から出す下文。[初出の実例]「今日始家中庁、検非違使説兼明兼有貞〈布衣冠〉参来庁座、予直衣〈冠〉着座之後明兼成吉書、是左馬寮苅草庁下文書了」(出典:中右記‐永久二年(1114)正月五日)② 「いんのちょうのくだしぶみ(院庁下文)」の略。[初出の実例]「不レ論二国衙庄園一、可レ備二調庸一之由、庁下文(チャウノクダシフミ)を成し下されけり」(出典:源平盛衰記(14C前)四六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例