庁堂(読み)ちょうどう

精選版 日本国語大辞典 「庁堂」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐どうチャウダウ【庁堂】

  1. 〘 名詞 〙
  2. おもてざしき。大広間
    1. [初出の実例]「友人の周旋を得て、富有の庁堂に升ることありしに」(出典:随筆・鑒禅画適(1852)見好知人)
    2. [その他の文献]〔魏書‐楊元譲伝〕
  3. 役所

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「庁堂」の読み・字形・画数・意味

【庁堂】ちようどう(ちやうだう)

役所。大広間。〔魏書、楊播伝〕播の家世純厚、竝びに義讓に敦(あつ)く、昆季相ひ事(つか)ふること、子の如きり。~兄弟旦には則ち廳堂に聚り、日相ひ對し、未だ曾(かつ)てに入らず。

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