庁屋(読み)ちょうや

精選版 日本国語大辞典 「庁屋」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐やチャウ‥【庁屋】

  1. 〘 名詞 〙 院庁・検非違使庁そのほか諸官庁や寺院建物
    1. [初出の実例]「去年十二月二十九日渡此亭〈三条堀川〉立庁屋、依残日、無庁始、今日所始也」(出典山槐記‐治承三年(1179)正月三日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の庁屋の言及

【寄合】より

…会所はしばしば村の鎮守の境内にあり,神前でものごとを決める伝統をうかがわせる。寄合と神仏の関係を示す会場としては東海地方の神社境内の庁屋(ちようや)や関東地方の寮(りよう)(仏堂)がある。また寺の本堂が使用されることも少なくなかった。…

※「庁屋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む