広九鉄道(読み)こうきゅうてつどう(その他表記)Guang-jiu tie-lu; Kuang-chiu t`ieh-lu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「広九鉄道」の意味・わかりやすい解説

広九鉄道
こうきゅうてつどう
Guang-jiu tie-lu; Kuang-chiu t`ieh-lu

中国,広東省広州からホンコン対岸の九竜にいたる鉄道。全長約 180km。光緒 24 (1898) 年,イギリスが清朝から鉄道敷設権を獲得すると,盛宣懐ジャーディン・マジソン商会 (怡和洋行) との間に借款の仮契約が結ばれたが,義和団事変のため,事務交渉は中断した。同 33年に郵伝部と中英公司の間に鉄道建設に関する借款契約が調印され,宣統2 (1910) 年にイギリス側が,翌年に中国側が完成した。深 圳を境に以北は中国の国有鉄道,以南はイギリスの所有鉄道として経営された。

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