新撰 芸能人物事典 明治~平成 「広沢駒蔵」の解説
広沢 駒蔵(3代目)
ヒロサワ コマゾウ
- 職業
- 浪曲師
- 専門
- 滑稽浪曲
- 肩書
- 浪曲親友協会副会長
- 本名
- 美崎 正則
- 別名
- 旧芸名=広沢 駒太郎,旧トリオ名=スカタンボーイズ
- 生年月日
- 昭和6年 7月13日
- 出生地
- 大阪府 羽曳野市
- 学歴
- 町立誉旧中
- 経歴
- 子どもの頃から河内音頭の舞台に上り、浪曲に魅せられる。昭和24年18歳の時、浪曲師の2代目広沢駒蔵の内弟子となる。30年頃、駒太郎の芸名で、浪曲界の女王・伊丹秀子の一座で巡業。33年頃独り立ちするが、浪曲の衰退により、36年お笑いトリオの“スカタンボーイズ”を結成し活動した。44年解散後、司会などの仕事に携わる。47年3代目駒蔵を襲名し、浪曲師として活動を再開。ケレン読みという滑稽浪曲の第一人者で、明るく分かりやすい語り口で人気を博した。ラジオ「おはよう浪曲」の司会を10年以上務め、舞台などでも活躍。平成6年「尾張春太郎」などを得意とする関西の浪曲師による浪曲親友協会の副会長となり、浪曲人気の回復と後進の育成に努めた。
- 所属団体
- 浪曲親友協会(副会長)
- 受賞
- 大阪府舞台芸術奨励賞(平10年度)〔平成11年〕
- 没年月日
- 平成13年 6月22日 (2001年)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報