広瀬古閑村(読み)ひろせこがむら

日本歴史地名大系 「広瀬古閑村」の解説

広瀬古閑村
ひろせこがむら

[現在地名]菊池市長田ながた

村田むらた村の西、菊池川が花房はなぶさ台地にさえぎられ、西に大きく曲る北岸に立地する。隈府わいふ町高札辻より約三〇町。寛永一二年(一六三五)の地撫帳に田三九町九反三畝余・畠九町一反九畝余、高五八四石四斗余とある。元禄国絵図に「西寺村之内広瀬古閑村」とあり、西寺にしでら村の分村と思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android