広田庄・小広田(読み)ひろたのしよう・こひろた

日本歴史地名大系 「広田庄・小広田」の解説

広田庄・小広田
ひろたのしよう・こひろた

「宇佐大鏡」によれば、宇佐宮領のうち諸国に散在する常見名田を書上げた項に筑後国三毛(みけ)郡の「小広田」があり、「田数 宮加地子 国半不輸 起請定十四丁五反卅 加地子稲二百九十一束二把」とある。田数には「卅余丁宰府勘文定」との傍注がある。建仁元年(一二〇一)の高良宮造営田数注文には、高良(こうら)上宮(現久留米市)廻廊造営料を賦課された庄園として「広田庄四百町」がみえる。この広田庄に関する史料は少なく、所属郡などについても未詳で、現文広の芳司(あやひろのほうじ)に残る大永五年(一五二五)八月吉日銘の板碑には「筑後国下妻郡広田庄本郷之村芳司町笑酒施主板橋助種」とあるのみ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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