広面遺跡・中耕遺跡(読み)ひろづらいせき・なかこういせき

日本歴史地名大系 「広面遺跡・中耕遺跡」の解説

広面遺跡・中耕遺跡
ひろづらいせき・なかこういせき

[現在地名]坂戸市堀込

広面遺跡は毛呂もろ台地北東低地部、標高二八メートルにある方形周溝墓群。昭和六二年(一九八七)から平成元年(一九八九)にかけて発掘調査が行われ、墳丘を残す大型の前方後方形の周溝墓を中心に二二基で構成されていることが判明。方形周溝墓の周溝を含む規模は一辺一〇―二〇メートル、平面形態は四隅土橋に残すもの、一周するものがほぼ同数発見され、赤彩された底部穿孔の壺を複数伴う。前方後方形の周溝墓は方台部規模二三・五×二六・〇メートル、周溝部を含めると五二・四×四二・六メートルの規模をもち、墳丘は二メートルが遺存する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 南西 斜位

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む