広養寺(読み)こうようじ

日本歴史地名大系 「広養寺」の解説

広養寺
こうようじ

[現在地名]雫石町 雫石 源太堂

主要地方道横手―盛岡線の南側にあり、浄居山と号し、曹洞宗。本尊釈迦如来。慶長五年(一六〇〇)厳翁による開基と伝える。もと興陽寺といったが数度の火災にあい、宝暦一一年(一七六一)願いにより改称(邦内郷村志)。酒造業を営む高島市左衛門・米沢半兵衛は享保一九年(一七三四)梵鐘を寄進し、「殷殷たる広養寺の晩鐘」と雫石八景の一つに数えられた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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