庄瀬村
しようぜむら
[現在地名]白根市庄瀬
信濃川左岸に立地し、北は牛崎村・菱潟新田、南西は真木新田・古川新田に接する。口碑では安和二年(九六九)京都の人一七名が騒擾を避けて来住し、開墾したと伝え、また「北越軍記」に「庄瀬新蔵は謙信公代に度々戦功有之候」とあるが、先祖の伝記は不詳という。天正五年(一五七七)の三条衆給分帳(市川浩一郎氏蔵)に「井口分 志やう瀬村三条内塚目、大うら村」とあり、合計七二貫三九五文が記される。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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