底物(読み)ソコモノ

関連語 名詞 項目

精選版 日本国語大辞典 「底物」の意味・読み・例文・類語

そこ‐もの【底物】

  1. 〘 名詞 〙 カレイ・ヒラメ・ホウボウなど、海底近くにいる魚。メバル・イサキなどの瀬物(せもの)イワシ・サバ・カツオなどの浮物(うきもの)に対していう。底魚。沈み魚。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「底物」の読み・字形・画数・意味

【底物】ていぶつ

なにもの。唐・杜甫〔解悶、十二首、七〕詩 性靈を陶冶して、底物(なにもの)をか存す 新詩改め罷(や)めて、自ら長吟す

字通「底」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android