底谷村(読み)そこやむら

日本歴史地名大系 「底谷村」の解説

底谷村
そこやむら

[現在地名]藤岡町藤岡

藤岡村の北にあり、東は赤麻あかま沼。西を渡良瀬川が南流する。慶安郷帳に村名がみえ、田二一石余・畑一三三石余、下総古河藩領。その後幕府領を経て延享三年(一七四六)から旗本藪領。天保年間(一八三〇―四四)の家数五二(改革組合村)。渡良瀬川の底谷河岸があり、慶安四年(一六五一)の「下野一国」では海老瀬えびせ河岸(現群馬県邑楽郡板倉町)から一里八町、西岡にしおか河岸(現同上)まで二四町四二間で、水深五尺。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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