日本歴史地名大系 「藤岡村」の解説
藤岡村
ふじおかむら
東は
平安末期築城と伝える藤岡城は戦国期小田原北条氏・佐野氏・越後上杉氏・常陸佐竹氏らの勢力の間に位置することになり、当村一帯はしばしば合戦の場となった。永禄七年(一五六四)と推定される一一月四日付の足利義氏書状写(豊前氏古文書抄)に「藤岡」とみえ、上杉景虎の下野出陣に合せ、佐野昌綱らが前月二七日藤岡城を攻撃したことがみえる。天正二年(一五七四)一一月二二日には
藤岡村
ふじおかむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報