にわ‐つ‐とりには‥【庭鳥】
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 庭にいる鳥。庭で飼う鳥。鶏(にわとり)をさしていう。家つ鳥。
- [初出の実例]「物思ふと寝(い)ねず起きたる朝開(あさけ)にはわびて鳴くなり鶏(にはつとり)さへ」(出典:万葉集(8C後)一二・三〇九四)
- [ 2 ] 枕 庭で飼う鳥の意で、「鶏(かけ)」にかかる。
- [初出の実例]「さ野つ鳥 雉(きぎし)は響(とよ)む 爾波都登理(ニハツトリ) 鶏(かけ)は鳴く」(出典:古事記(712)上・歌謡)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 