庵崎(読み)いおさき

日本歴史地名大系 「庵崎」の解説

庵崎
いおさき

大川(隅田川)に沿った地と推定される。江戸時代の須崎(すさき)村のうちに小名庵崎があり(風土記稿)、また木母(もくぼ)寺の北方とも、請地(うけじ)村秋葉(あきば)権現の辺りなどともいわれる(江戸名所図会)。康元元年(一二五六)九月に藤原光俊は常陸鹿島神宮に詣でた時、隅田渡で「此のわたりのかみのかたに河のはたにつきて里のあるをたづぬればせき屋のさとと申す、まへには海、ふねもおほくとまりたり」として「いほさきのすみだがはらに日は暮れぬせき屋のさとに宿やからまし」と詠んだ(夫木抄)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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