庵梅(読み)イオリノウメ

デジタル大辞泉 「庵梅」の意味・読み・例文・類語

いおりのうめ〔いほりのうめ〕【庵梅/庵の梅】

狂言庵主老女を女たちが訪れて短冊を渡し、老女はそれを花盛りの梅の枝に下げ、酒宴を催して舞に興じる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「庵梅」の意味・読み・例文・類語

いおりのうめ いほりのうめ【庵梅】

狂言。各流。梅の咲いている庵に住む老尼を訪れた女たちが、老尼とともに酒宴をし、歌舞を楽しむ。老尼も所望されて小舞柴垣」を舞う。

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