廂間(読み)ヒアワイ

デジタル大辞泉 「廂間」の意味・読み・例文・類語

ひ‐あわい〔‐あはひ〕【×間】

建てこんだ家のひさしと廂とが突き出ている狭い所。日のあたらない所。
「―の風が窓から流れ入って」〈荷風つゆのあとさき

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「廂間」の意味・読み・例文・類語

ひ‐あわい‥あはひ【廂間・日間】

  1. 〘 名詞 〙(ひさし)両方から突き出ているところ。家と家との間の小路。日のあたらないところ。転じて、物と物との中間ひあい。ひやし。
    1. [初出の実例]「樋あはひに猫よく寝たり下涼〈其角〉」(出典:俳諧・河内羽二重(1692))

ひやし【廂間】

  1. 〘 名詞 〙ひあわい(廂間)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む