廃品芸術(読み)はいひんげいじゅつ(その他表記)Junck art

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「廃品芸術」の意味・わかりやすい解説

廃品芸術
はいひんげいじゅつ
Junck art

第2次世界大戦後目立つようになった美術の動向。 R.ラウシェンバーグが 1950年代に手がけた「コンバイン絵画」を,批評家 L.アロウェイが「廃品芸術」と呼んだのが,この名称の起源である。特徴として廃品を素材とし,金属製品や木製品,捨てられたポスターなどが美術作品に持込まれた。 K.シュウィッタースはその先駆者であるが,動く廃物機械の J.ティンゲリーや木の廃品の彫刻家 L.ニーベルスンらが知られる。こうした現象は大量消費社会の形成とかかわりがあり,ヌーボー・レアリスムやアセンブリッジと廃品の使用もまた結びついている。

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