延宝伝燈録(読み)えんぽうでんとうろく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「延宝伝燈録」の意味・わかりやすい解説

延宝伝燈録
えんぽうでんとうろく

卍元師蛮 (まんげんしばん) 著。 41巻。延宝6 (1678) 年編。北宋法眼宗の人道原編の『景徳伝燈録』に始る伝燈録類にならい,臨済,曹洞の禅僧約 1050人の行状伝記偈頌 (げじゅ) などを集録したもの。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android