法眼宗(読み)ほうげんしゅう

精選版 日本国語大辞典 「法眼宗」の意味・読み・例文・類語

ほうげん‐しゅうホフゲン‥【法眼宗】

  1. 〘 名詞 〙 中国禅宗五家の一つ。法眼文益を祖とするもの。
    1. [初出の実例]「世洎二十脈流五家 謂一法眼宗、二臨済宗、三潙仰宗、四雲門宗、五曹洞宗也」(出典興禅護国論(1198)中)
    2. [その他の文献]〔人天眼目‐四〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「法眼宗」の意味・わかりやすい解説

法眼宗
ほうげんしゅう
Fa-yan-zong

中国における禅宗の一宗派。唐末に,清涼寺に住んで勢力をふるった大法眼禅師文益 (885~958) を開祖とする。南宗禅の青原門下に属し,天台徳昭,永明延寿と伝わって一時栄え,およそ 100年間続いたが,宋代中期以後法統は絶えた。

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