デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「延救」の解説 延救 えんく ?-? 平安時代中期の僧。真言宗。武蔵(むさし)比企郡(埼玉県)慈光寺で出家。頼算にまなぶ。1000日間穀類をたち,戒律をまもり,心身をきよめ,護摩をたく。それを成就したあとも部屋をとじ,断食し,やがて印をむすんで,すわったまま往生したという。治暦(じりゃく)年間(1065-69)の1月14日,享年70歳といわれる。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例