延興寺村(読み)えんごうじむら

日本歴史地名大系 「延興寺村」の解説

延興寺村
えんごうじむら

[現在地名]岩美町延興寺

黒谷くろだに村の南、小田おだ川東岸に本村集落があり、同川を挟んで北西に支村鎌戸かまと(現在の釜戸)がある(因幡志)。村名はかつてこの村にあった寺名にちなむといい(同書)、永禄七年(一五六四)の楽々賀名指出(因幡民談記)に「ゑんこう寺まへ」とみえる。円江寺村とも記したが、元禄郷帳作成時に延興寺村に改められた(元禄一四年「変地其外相改目録」県立博物館蔵)。鎌戸から西の左近さこ(現福部村)へ越える峠の麓に現存する享保一四年(一七二九)銘の地蔵石仏に「左ハ小田道」「右ハ鳥取道」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む