岩美郡(読み)いわみぐん

日本歴史地名大系 「岩美郡」の解説

岩美郡
いわみぐん

面積:二五〇・六〇平方キロ
岩美いわみ町・福部ふくべ村・国府こくふ

明治二九年(一八九六)岩井いわい郡・法美ほうみ郡・邑美おうみ郡が合併して成立。県の北東端に位置し、東は兵庫県美方みかた郡、南は八頭やず郡、西は鳥取市に接し、北は日本海に面する。南東端におうぎノ山がそびえ、東の県境、南の郡境に稜線が延びる。山麓には高原状の台地が発達、南西部と海岸部にわずかな平野がみられるほかは、郡域のほとんどを山地が占めている。郡名は岩井郡の岩と、法美郡・邑美郡の美を合せたもので、郡役所は鳥取市西にし町に置かれた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android