廻忽(読み)かいこつ

精選版 日本国語大辞典 「廻忽」の意味・読み・例文・類語

かいこつクヮイコツ【廻忽】

  1. 雅楽唐楽に属する平調の曲で、舞を伴わない。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「衆僧まかづるほどに、廻忽・長慶子奏して」(出典:増鏡(1368‐76頃)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android