廻館村(読み)まわたてむら

日本歴史地名大系 「廻館村」の解説

廻館村
まわたてむら

[現在地名]余目町廻館

余目新田村の南にあり、東を北楯大きただておお堰が北へ流れる。永禄元年(一五五八)相馬祐之進盛親主従七名により開発されたと伝える(余目町史)。「筆濃余理」に最上氏家臣相馬某の館跡があるとし、最上氏改易後相馬家が土着したと記す。村名はこの館跡に由来する。寛永元年庄内高辻帳に村名がみえ、高七三七石余、亥之興分一六八石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android