弁柄縞(読み)ベンガラじま

精選版 日本国語大辞典 「弁柄縞」の意味・読み・例文・類語

ベンガラ‐じま【弁柄縞】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代に輸入したベンガル産の縞(しま)織物。また、それを模したもの。経(たていと)には絹糸、緯(よこいと)木綿糸を用いた織物。
    1. [初出の実例]「情とて虹のかけたる端女郎〈西鶴〉 へんから嶋の袖のうつり香〈柴舟〉」(出典:俳諧・大坂檀林桜千句(1678)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む