弁柄縞(読み)ベンガラじま

精選版 日本国語大辞典 「弁柄縞」の意味・読み・例文・類語

ベンガラ‐じま【弁柄縞】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代に輸入したベンガル産の縞(しま)織物。また、それを模したもの。経(たていと)には絹糸、緯(よこいと)木綿糸を用いた織物。
    1. [初出の実例]「情とて虹のかけたる端女郎〈西鶴〉 へんから嶋の袖のうつり香〈柴舟〉」(出典:俳諧・大坂檀林桜千句(1678)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android