弁柄縞(読み)ベンガラじま

精選版 日本国語大辞典 「弁柄縞」の意味・読み・例文・類語

ベンガラ‐じま【弁柄縞】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代に輸入したベンガル産の縞(しま)織物。また、それを模したもの。経(たていと)には絹糸、緯(よこいと)木綿糸を用いた織物。
    1. [初出の実例]「情とて虹のかけたる端女郎〈西鶴〉 へんから嶋の袖のうつり香〈柴舟〉」(出典:俳諧・大坂檀林桜千句(1678)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android