弓削寺(読み)ゆげでら

改訂新版 世界大百科事典 「弓削寺」の意味・わかりやすい解説

弓削寺 (ゆげでら)

大阪府八尾市にあった古代寺院。由義寺とも書く。弓削氏の氏寺と思われる。742年(天平14)に行聖(ぎようしよう)が度者を貢しているから,これ以前の建立であろう。道鏡が弓削氏の出身であった関係から,称徳天皇は765年(天平神護1)この寺に行幸し,食封200戸を施し,770年(宝亀1)塔を造らしめている。平安時代以降のことは不詳で,いつしか退廃した。
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