弓田村(読み)ゆだむら

日本歴史地名大系 「弓田村」の解説

弓田村
ゆだむら

[現在地名]岩井市弓田

沓掛くつかけ(現猿島郡猿島町)の南に所在。応永三一年(一四二四)の上杉憲実寄進(神田孝平文書)

<資料は省略されています>

とあり、弓田郷が関東管領上杉憲実から鎌倉の鶴岡八幡宮に寄進されている。また戦国期に成立したと推定される覚(宗任神社蔵)に「ゆたのかう十人の百姓中 四十貫文 ミねんく 十貫文 夫銭 七十(ママ) はかり物」とあり、「ゆわたのそめや助二郎」の名がみえる。

近世初期は旗本相馬氏の知行地で、元禄一二年(一六九九)天領となった。元禄六年に検地が行われたが、この時の石盛は上田一〇、中田九・五、下田九、下下田五・四、上畑一七六文、中畑一四九文、下畑一二〇文(猿島の歴史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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