精選版 日本国語大辞典 「弔慰金」の意味・読み・例文・類語 ちょうい‐きんテウヰ‥【弔慰金】 〘 名詞 〙 弔慰の意を表するために遺族におくる金。[初出の実例]「葬式の時に、一戸十銭ぐらゐの弔慰金(テウヰキン)を集める事が」(出典:江戸から東京へ(1923)〈矢田挿雲〉八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「弔慰金」の解説 弔慰金 死者を弔い、遺族を慰める気持ちを表すため、個人、企業などの法人、政府などが支給する金銭のこと。日本では、災害により死亡した者の遺族に対して支給する災害弔慰金に関する「災害弔慰金の支給等に関する法律」や、戦傷病者や戦没者の遺族に対する「戦没者等の遺族に対する特別弔慰金支給」などが法制化されている。2014年8月21日、富山県神通川流域で発生したカドミウム汚染による公害病・イタイイタイ病を巡り、前段症状である腎臓障害「カドミウム腎症」を発症し、すでに亡くなった住民に対して、原因企業の三井金属が弔慰金を支払う方針であることが分かった。 (2014-8-22) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報