引合の杯事(読み)ひきあわせのさかずきごと

精選版 日本国語大辞典 「引合の杯事」の意味・読み・例文・類語

ひきあわせ【引合】 の=杯事(さかずきごと)[=酒事(さかごと)

  1. 婚姻の杯のとりかわし。
    1. [初出の実例]「引合(ヒキアハセ)のさかづき事かづかづの祝義すぎて」(出典浮世草子・俗つれづれ(1695)二)
  2. 遊郭で、初会の場合、床入前に客に遊女を紹介する儀礼として杯をとりかわすこと。
    1. [初出の実例]「御引合の酒事すぎて、床へは入れども」(出典:浮世草子・好色二代男(1684)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む