引尾村(読み)ひきおむら

日本歴史地名大系 「引尾村」の解説

引尾村
ひきおむら

[現在地名]下津町引尾

加茂かも川上流右岸一帯を占め、東北は熊尾寺くまおじ(五四三メートル)を境に名草なくさ別所べつしよ(現海南市)、西は百垣内ももがいと村。村名は「山の尾の引き延へたる如く見ゆるより起れるなるへし」と「続風土記」にある。慶長検地高目録によると村高二四〇石余、小物成六升四合。加茂組に属し、宝暦三年(一七五三)改めの加茂組書上(小松原区有文書)は、本田畑高二四八・九八九石、新田畑高六一・二九八石、開起田畑四・三八五石、戸数一六九、人数八二一とある。「続風土記」では高二七一石余、家数一五一、人数七一八。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む