引田町(読み)ひけたちよう

日本歴史地名大系 「引田町」の解説

引田町
ひけたちよう

面積:四八・一〇平方キロ

大川郡の東端、徳島県境の町。東北は播磨灘に面し、ループ状の海岸沿いに坂元さかもと馬宿うまやど・引田の浦が連なり、しろ(八二・三メートル)のある岬を隔てて安戸あど浦がある。漁業と農業の町。西は白鳥しろとり町、東から南は讃岐山脈を境に徳島県鳴門なると市・板野いたの板野町などに接する。総面積の七五パーセント強が山林。馬宿川・小海おうみ川が貫流するが水量に乏しく、町内には川股かわまたダム・千足せんぞくダムをはじめ、中小合せて約二〇〇の溜池が造られている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android