引込紫衣(読み)ひっこみじえ

精選版 日本国語大辞典 「引込紫衣」の意味・読み・例文・類語

ひっこみ‐じえ【引込紫衣】

〘名〙 浄土宗で、紫衣を着ることを許された寺のうち、その住持が昇進して本山の住持になれない七寺をいう。引込紫衣寺とも。
※雑俳・川柳評万句合‐明和七(1770)宮二「かるやきは引込紫衣のまへがよし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android