弗化セリウム石(読み)ふっかセリウムせき

最新 地学事典 「弗化セリウム石」の解説

ふっかセリウムせき
弗化セリウム石

fluocerite-(Ce)

化学組成CeF3鉱物。フッ素セル石とも。六方晶系,空間群P63/mcm,格子定数a0.7130nm, c0.7298, 単位格子中6分子含む。柱状・卓状結晶,塊状・粒状集合体。劈開{0001}明瞭,断口亜貝殻状,不規則~多片状,脆弱,硬度4~5,比重6.12。ガラス~樹脂状光沢,透明~半透明,無色~淡黄・赤褐色。変質により赤褐~淡黄褐色のバストネス石ランタンバストネス石,セリアン石,トール石となる。条痕白色。一軸性負,多色性弱,屈折率ω1.613, ε1.609。ペグマタイト中に産出。化学組成にちなみ命名。tysoniteの鉱物名が使用されたこともある。希土類元素のなかでランタンを最も多く含むフッ化ランタンセリウム石も知られる。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

[名](スル)いくつかの異なった考え方のよいところをとり合わせて、一つにまとめ上げること。「両者の意見を―する」「和洋―」「―案」[類語]混合・混じる・混ざる・混交・雑多・まぜこぜ・ちゃんぽん・交錯...

折衷の用語解説を読む